ときめき分類学

ときめきに種類があると知りはじめたばかりだから

ラブライブ!フェスとわたし

ラブライブ!フェスに行ってきました。2日間現地参加した上でディレイビューイングまで見終えたので、今の気持ちをしたためておきます。

 

まず今回、チケットが取れるまですごく不安で、毎日吐きそうでした。最初のチケット先行(サンシャイン!!劇場版BD)はそれなりに積んだにも関わらず落選でした。落選がわかった直後は作業効率が著しく落ちて、何も手につかなくなって、別ジャンルの推しに慰めてもらいに行ったりもしました(関係各位にはご迷惑をおかけしました)。雑食オタクなのでわりといろんなチケットを取ってきたけど、精神面と金銭面でこんなにしんどいチケット取りはこれが初めてだったかもしれない。

それくらい、絶対に行きたい、と思っていました。

 

それなのに、無事にチケットを得ても何故か全く実感がわかなくて、結局何も用意できないまま当日を迎えてしまいました。開演直前まで連番者と「何やるんだろうね…」「本当にμ'sに会えるのかな…」なんて話したりして。

いざ蓋をあけてみると。いわゆる「エモい」なんて感情を超えて、ただただ楽しかったです。

 

久しぶりにμ'sを観ることに対して不安がなかったわけではないです。2016.4.1に瞬間を閉じ込めたMOMENT RINGがすごく美しかったからこそ、宝石箱を開けたら思い出がこぼれてしまうんじゃないかってこわかった。

でもやっぱりμ'sを目の前にしたらただただ嬉しかった!楽しかった!大好きだった!

MCや何やでμ'sのみんなが言ってた「ドームが昨日のことのよう」っていうの、一介のオタクである私ですらそう感じられて、すごく自然な形*1でライブに参加してました。

後日えみつんがLINE LIVEで言っていた「ファイナルでμ'sが一区切りをつけたことが美しかったと思っていたからこそどうなるんだろうって思っていたけど、μ's9人が集まったら何が正しいとかじゃなかった。好きしかなかった」という言葉がまさにそのとおりでした。

 

1番大きい発見は、Aqoursのファーストシングル曲「君のこころは輝いてるかい?」の「だって僕たちはまだ夢に気づいたばかり」という歌詞を再びポジティブにとらえることができるようになったことでした。

μ'sのファイナルライブを引きずったまま2017年2月に開催されたAqoursの1stライブに参加した頃から、私はこの歌詞を、いつか泣きながら聴くことになるんじゃないか、と、ずっとおそれていました。

でも、えみつんがMCで言っていたとおり、ファイナルライブを終えてもまたこうして新しい夢が生まれて、今があるんですよね。今もまた「夢に気づいたばかり」だから、こわがることなんて全くないんだなって。

「開いた花の香りから 受け取ったよ次の夢を」
「これからもっともっと夢のカタチ変わるんだ」

あ、これ、夢なき夢は夢じゃない、だ。新しい夢が生まれてくると僕たちは知ってるよ、だ。ラブライブ!だ、って。やっと全部わかりました。ラブライブ!はずっとそう教えてくれてたはずなのに、ラブライブ!が好きだからこそ苦しくて見えてなかった部分もあったんだと思います。今回のフェスはそんな私のもやもやを全部取っ払ってくれました。とても晴れやかな気分です。

 

今は本当にただただラブライブ!が大好きで、ラブライブ!ラブライブ!であることが嬉しくて、楽しいです。それはたぶん今回だけじゃなくて今までもずっとそうでした。きっとこれからもラブライブ!が好きで、ずっとずっと楽しいと思います。

 

これから先もラブライブ!は形を変えて前に進むんでしょう。虹ヶ咲学園は今までのシリーズとは全く違う作画でTVアニメ化しますし、今後畑亜貴先生作詞でない歌も増えていくんでしょうね。私は室田くんの絵が好きで、畑先生の詞が好きで、ゆみ先生の振付が好きで…っていうきっかけでラブライブ!が好きになったので、寂しく思うところもあります。でも「どんなに楽しい場所も永遠じゃないからね」「変化を受け入れよう 夢も進化の時だと」ということももうわかってきてます。

そして「新プロジェクト」が何なのかは、これを書いた1/27現在ではまだわかっていません。もしかしたら今までよりももっと苦しくて辛いことも起きるかもしれません。でも未来の僕たちはきっと答え持ってるはずだから、これからも思い出抱いて前に進んでいきます。負けないよ!

*1:「あふれ出すいとおしさが 自然だと思えたから 幸せになろうって決めたのよ あなたと」でした。「ふたりハピネス」における「あなた」ってラブライブ!そのもののことだったんだ…。だからファイナルライブでも披露してくれてたのかな。4年後にしてやっと気づけました。